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シネマ歌舞伎

「大江戸りびんぐでっど」を観た。

「歌舞伎座さよなら公演」が宮藤官九郎脚本!
しかもゾンビが花道走ってあらわれるとは!!
梨園も堅いかと思ったらアホな新作をやっちまうんだ…。
百年後に「大江戸りびんぐでっど」が残るかどうかはともかく、新しい血を導入することで未来に生き残る方法をさぐっているのであろう。
若い世代が未来の歌舞伎を見に行くかどうかは裾野をひろげていくしかないし。
面白いものが増えるのはうれしいことである。

のっけから等身大のくさやの干物が二体。
市川染五郎と恐らく中村勘太郎。
「さむいよ~」
「くさいよ~」
驚くくさや売りの女・お葉(中村七之助)
「あまりにくさやが臭いので生きかえってしまった」
勘太郎が開きとなったボディを閉じるとイルカであった。
いい出来の着ぐるみである。
「俺は海に帰る」
イルカのくさやは泳いでいった。
染五郎のボディを閉じるとイグアナだった。
よい出来しかも薄い素材で軽い。
どこの造形であろうか。
なんとくさやに扮していた染五郎は新島のくさや職人半助だった。
お葉の死んだ主人新吉の秘伝のくさやのつけ汁を使ってひと儲けをたくらむ半助。

そのころ品川遊郭の「相模屋」が「あ~」とか「う~」とか言いながら人の肉を喰う「存鼻」
の群れに襲われる。
ゾンビにかじられた者もゾンビになる。
突いても斬っても死なないゾンビを通りすがりの半助がしずめた。
半助が語るところによると、最初のゾンビは死体が「くさやのつけ汁」を浴びたために誕生…いや発生した。
新島はゾンビの支配する地獄と化した。
新島から脱出した船は江戸に着いたころにはゾンビ船と化していた。
命からがら江戸に逃げのびた半助だけがくさやのつけ汁の仕組みに気づいた。
くさやのつけ汁を体に塗ればゾンビは襲ってこない!
さらに教育でゾンビを飼い慣らして生前と同じように働けるようにした。
半助はゾンビの人材派遣業を始めた。
人のいやがる危険作業も重労働もゾンビならいくらでも働き続けることができる。
お葉を女房にした半助。
仕事は順調。
しかしゾンビに仕事を奪われた人々が不満をもらす。
知性を取り戻したゾンビが自らの境遇に疑問を持ち始めた。
そんな時にお葉の旧主人・新吉らしきゾンビ(中村勘三郎)が現れた。
新吉が半助に語る「存鼻」発生の真実とは…!?

時折しも文化四年深川富岡八幡祭礼の日。
参詣の人々の重みで永代橋が落ちた。
混乱のさなか人間の肉を喰らおうとするゾンビたち。
果たして!!



りびんぐでっどいん江戸~♪
三味と太鼓で歌って踊るゾンビ!!
相模屋のシーンでは障子紙から無数の腕を突き出してゾンビ出現!
「DAWN OF THE DEAD」じゃん(JOJO第一部でもやってたけど
クドカン得意のくすぐりも多数。
そして最後に泣かせる。
坂東三津五郎のおじさんもカッコつけの浪人で出てるじゃあないか。
ゾンビに腕引っこ抜かれて〈丹下左禅〉とか言ってるし。
死んだそしてすぐにゾンビ化した。
ともあれアホな話でも日本いや世界でも有数の演技集団が完璧にカッコ良く演じていらっしゃる。
梨園おそるべし。
観てみるべし。
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