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勝手に作るEVANGELION:破

シンヂは引きこもった。
あまつさえネトゲ廃人となった。
大破壊の後の世界には復興の鎚音ばかりではない。
あたたかい穴ぐらにこもって自分の世界が安穏であろうことを願う人間は少なくない。
碇ゲンドウがやってきた。
問答無用。
スマキにして第七ケイジに連れて行った。
「いいかシンヂ
一度しか言わないからよく聞け」
ネルフ本部は使徒の攻撃でゆれていた。
「今、人類は全滅の危機を迎えている
お前がEVA初号機で戦う以外に人類が生き延びるすべは無い!」
恐怖のあまりイクラを漏らすシンヂ。
「父さんは勝手だよ」
「勝手で悪いか!?
人類が滅ぶかどうかの瀬戸際で何もしない奴に生きる資格は無い!!」
たじろぐシンヂ。
「父さんはボクなんかどうなってもいいんだろ!
EVAで戦って死んだらどうするんだよ!!」
「戦わないで死ぬのは卑怯者だ!」
ゲンドウの一喝。
「いいかシンヂ
人類が滅ぶかどうかって時にお前の好き嫌いなんざどうでもいい
どうするか選べ」
ゲンドウが二枚の板を放る。
一枚は『戦う』
もう一枚は『逃げる』
「好きなほうを選べ」
シンヂは戦慄した。
(「逃げる」…か)
「選んだら一生そうしろ!!」
(一生…「逃げる」のはいやだあッ!)
シンヂは『戦う』を選んだ。
心臓の鼓動が高鳴る。
背中がチリチリした。
全身の細胞が戦うことを選んだ。
ゲンドウが口の端を少し持ち上げた。
不器用な父親が息子に見せた初めての笑み。
シンヂも微笑で応えた。「シンヂ…
帰ってきたら一杯やろう
母さんの話をしてやる」
「親父…」
もはやすれ違いを繰り返した親子はいない。
二人のいくさ人の姿があった。

前回につづく
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テーマ:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ジャンル:映画

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    おいしいケーキと紅茶の店にもくわしい。
    なんか忙しい毎日。

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