- No
- 660
- Date
- 2009.03.01 Sun
淀川さんと開高さん
寝床で開高健「一言半句の戦場」を拾い読み。
淀川長治との対談が楽しい。
淀川「私は非常に淫乱な性分で誰でも見たら好きになっちゃうんですね。一緒にお風呂に入りたくなっちゃう。」
開高「ウハッ。」
淀川「その中で一番好きなのがこういう顔なんです。まあるい顔でいかにも地蔵さんのような顔。」
映画一筋で浮いたウワサのひとつもなかった淀川さんでしたが開高さんに積極的なアプローチであります。
淀川長治との対談が楽しい。
淀川「私は非常に淫乱な性分で誰でも見たら好きになっちゃうんですね。一緒にお風呂に入りたくなっちゃう。」
開高「ウハッ。」
淀川「その中で一番好きなのがこういう顔なんです。まあるい顔でいかにも地蔵さんのような顔。」
映画一筋で浮いたウワサのひとつもなかった淀川さんでしたが開高さんに積極的なアプローチであります。
黒澤明の「虎の尾を踏む男達」の話をする淀川さん。
淀川「ぼくはあの弁慶と義経、ホモだと思いますよ。」
開高「えっ?」
淀川「嘘ですよ、今のは冗談です(笑)」
生前から淀川長治ホモ説はあったが、やはりそうなのか!?
淀川「あなたは洋酒党ですか?」
開高「いや、アルコールなら何でも」
淀川「なるほどねえ。でも、そんなに顔は荒れていらっしゃらない」
開高「イヤー、アノ……」
淀川「きれいな肌だものね。よく酒で鼻が赤くなってる人がいるけど、あんた、きれいな顔やね」
ああッヤバいヤバいよ開高さん。
淀川さんが眼で犯してる!!
かくして映画の話でも酒の話でも微妙にホモ話をまじえる淀川さん、返事に困る開高さん。
困惑する開高さんを楽しんでるやろな淀川さん…。
淀川「あんた、あの頃、まだモミジの唇でしょ」
開高「そうです。モミジになりかけの頃」
淀川「まァ、やらしいね(笑)。そういう訳で話は尽きないけど、あなたはとっても映画好きですね」
開高「かなりの人生を暗闇の中で暮らしてきましたね」
淀川「何だかエライ、何だか不潔、何だかいやらしいね(笑)」
1984年4月15日の対談でした。
淀川「ぼくはあの弁慶と義経、ホモだと思いますよ。」
開高「えっ?」
淀川「嘘ですよ、今のは冗談です(笑)」
生前から淀川長治ホモ説はあったが、やはりそうなのか!?
淀川「あなたは洋酒党ですか?」
開高「いや、アルコールなら何でも」
淀川「なるほどねえ。でも、そんなに顔は荒れていらっしゃらない」
開高「イヤー、アノ……」
淀川「きれいな肌だものね。よく酒で鼻が赤くなってる人がいるけど、あんた、きれいな顔やね」
ああッヤバいヤバいよ開高さん。
淀川さんが眼で犯してる!!
かくして映画の話でも酒の話でも微妙にホモ話をまじえる淀川さん、返事に困る開高さん。
困惑する開高さんを楽しんでるやろな淀川さん…。
淀川「あんた、あの頃、まだモミジの唇でしょ」
開高「そうです。モミジになりかけの頃」
淀川「まァ、やらしいね(笑)。そういう訳で話は尽きないけど、あなたはとっても映画好きですね」
開高「かなりの人生を暗闇の中で暮らしてきましたね」
淀川「何だかエライ、何だか不潔、何だかいやらしいね(笑)」
1984年4月15日の対談でした。
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